「寝不足は太る」は本当だった!ダイエットと睡眠の関係

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睡眠というのは肥満と深く関係しています。

「寝てばかりいると太るよ!」

学生時代、休みの日に家でゴロゴロしていると、お母さんにそう怒られた思い出のある方も多いと思います。「眠る=太る」というイメージは、確かに、ある一面では正解でしょう。
睡眠中は代謝量が減るため、“必要以上に”眠ってしまうと、太りやすくなると言えます。

ですが、“必要な睡眠も取れない”=寝不足の状態になってしまっても、太りやすくなるんです。
このページでは、そんな適正睡眠と太りやすさの、意外な関係を紹介していきます。

睡眠と肥満の関係、鍵になるのは「成長ホルモン」

「寝不足だと太ってしまう…」と言われる理由は、実は、成長ホルモンと関係しています。成長ホルモンには、代謝を促す働きがあります。

代謝とは、身体の中で栄養やエネルギーをやりとりする仕組み全般を指します。その中にはもちろん、余分な脂肪を燃やす働き(体脂肪動員)も含まれています。

“成長ホルモンには成長に関する作用と代謝をコントロールする作用がある。
(…中略…)

代謝に関する作用
(…中略…)
    代謝促進 -- 炭水化物、タンパク質、脂質の代謝を促進する。
    血糖値上昇 -- 肝臓でのグリコーゲン分解を促し、また抗インスリン作用(インスリンを抑制し、血糖値を上昇させる)を持つため、血糖値を一定に保つ。
    恒常性の維持 -- カルシウム濃度などを一定に保ち、体内の恒常性を維持する。
    体脂肪動員の促進 -- エネルギー不足の状態の時、脂肪組織から遊離脂肪酸の形で放出させる。”
wikipedia - 成長ホルモン

中でも、「体脂肪動員の促進」という機能は、まさに脂肪燃焼を促すことです。

脂肪燃焼は、ダイエットや痩せる体質作りの、たいへん重要なポイントです。
「太る」ということは、「余分な脂肪がつき、なかなか燃えないこと」。「痩せる」ということは、「余分な脂肪がどんどん燃えること」とも言い換えられます。
成長ホルモンは、『子どもの成長に必要なホルモン』と思われがちです。確かにそれも一面ではありますが、他方、成人した以降でも、身体にとって欠かせないホルモンなんですね。

睡眠不足、成長ホルモンがうまく分泌されない?

さて、この成長ホルモンですが、実は、『睡眠不足に陥ると、上手く分泌されない』という特徴があります。

“きちんとした睡眠をとらないと、必要な時に必要な量のホルモンが分泌されません。寝入ってもすぐに目が覚めたり、途中で何度も目が覚めたりするような人は、この成長ホルモン分泌を正常化するためにも、睡眠を改善させる必要があります。”
坂東ハートクリニック院内新聞

『睡眠のゴールデンタイム』という言葉を、聞いたことはありませんか?
夜10時から夜中の2時までの間とされ、この時間帯に深い眠りについていると、成長ホルモンがたくさん分泌される…というものです。
成長ホルモンが活発になるため、

    ・代謝の効率がよくなり、お肌がスベスベになる
    ・脂肪が燃えやすい身体になり、ダイエットに効果的

といったことが指摘されています。
もちろん、寝不足…特に夜きちんと眠っていない場合…では、成長ホルモンの分泌も阻害されてしまいます。だから、『寝不足だと太ってしまう』と言われるんですね。

寝不足だと太る、もう一つの理由

『寝不足で太ってしまうのは、成長ホルモンの分泌が悪くなってしまうため』というのが、医学的にハッキリとわかっているメカニズムの一つです。

ですが、理由はこれだけではないでしょう。

例えば、睡眠不足になると、どうしてもストレスが溜まりますよね。イライラしがちになったり、気がつくと甘いものを食べていたり…。その結果、食生活も乱れてしまい、食べ過ぎに陥ってしまうこともあります。

「太る」という現象は、基本的には、食事で摂取したカロリーが、消費カロリーを上回ることで発生します。(その他、病気によって太ってしまう場合もありますが、ここでは割愛します。)

そのため、

    寝不足になる → ストレスが溜まる → 食べ過ぎになる → 太る
    
といったパターンも、充分に考えられる理由です。

また、身体の中には「空腹を感じるホルモン」である「グレリン」と呼ばれるホルモンが存在します。そしてもう一つ「レプチン」というホルモンが存在し、こちらは「食欲を制限するホルモン」です。
睡眠不足になるとグリレンが増えて、レプチンが減ります。つまり、睡眠不足な人程、お腹が減るというわけです。

規則正しい睡眠を!

『寝不足だと太る』といえども、では、たくさん寝たら良いのか…という話でもありません。睡眠のゴールデンタイムがあるように、夜、しっかりと深い睡眠を取ることが大切です。
そのためには、日中はきちんと活動して、夜に眠れる身体にしておく必要があります。

規則正しい生活習慣を守ることが、太らない、痩せやすい身体を作る第一歩です。

睡眠時間は、大体7~8時間前後が良いと言われていますが、正しい時間というものは定義されていません。これは私個人の意見ですが、でも、スポーツジムに行って運動して適度に疲労を感じると、睡眠の質がグッと上がる気がします。

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