×

気になる「加圧トレーニング」とは?専門のトレーナーがいるジムなら安心・安全で効果的

最近よく耳にする「加圧トレーニング」をご存知でしょうか?

発案者はボディビルダーの佐藤義昭氏。1966年には既に編み出されていた

思ったよりも歴史があるトレーニング法です。このトレーニング方法の理論、実際に何をどうするかを説明すると以下のようになります。

まずは「加圧」と名称にもあるように、文字通り体の一部、具体的には「両腕、両脚の付け根」を伸縮性のあるチューブで締め付け、その状態で負荷の軽い筋トレを行うのがこのトレーニングの特徴です。

では何故わざわざそういう状態でトレーニングをするのでしょうか。

チューブなどの締め付けによって血流が滞ると、必然的に血中の酸素量が低下、それによって筋肉が実際よりも大きな負荷がかかっていると認識します。すると筋肉は普段ならもっと大きな負荷がかかった場合でないと使わない筋肉群にも「使え!」と指令を出し、それに伴い普段以上に多量の成長ホルモンが分泌されるということです。

これによって、普通に筋トレするよりも短時間で効果的なトレーニングが可能になる、というのが加圧トレーニングの理論です。

短時間でトレーニングが済むということは、それだけ疲労も少なくて済むということになります。そして成長ホルモンが多量に分泌されると体脂肪の分解も進みますから、この方法はダイエットにも有効だと言えるでしょう。
また、成長ホルモンは成長期の若者だけでなく大人になっても分泌されていて、分泌が活発になるのは就寝時、時間帯で見ると午後11時頃から午前2時あたりまでが特に分泌が盛んになると言われており、美容的にこの時間帯は「お肌のゴールデンタイム」と呼ばれることも。それは成長ホルモン=再生ホルモンであり、細胞の再生や修復をしてくれるからです。
もちろんそれは肌や皮膚についても言えることなので、成長ホルモンがしっかり出る事はすなわちアンチエイジングにも繋がるということになります。

成長ホルモンが加圧トレーニングをすることで、大量に分泌される。

ということは、加圧トレーニングはダイエットという枠を超えてアンチエイジングを考える女性にとって強い味方になると言えそうですね。

ただし注意すべき点があります。

それはこのトレーニングを自己流で行うのは危険だということです。
目的がはっきりしているとはいえ、一定時間血流を人工的に滞らせるわけですから、我流のトレーニングは危険度が高くなります。
どうしても独力でやりたい方は、しかるべき機関できちんとトレーニングの理論と実践法を学び、それから試す方が良いと思われますが、おそらくそこまで熱心に加圧トレーニングを突き詰める方は少ないと思うので、興味がある方は専門のトレーナーがいるジムに行かれると良いでしょう!

受ける人それぞれの体力や筋力、体調などを十分加味して最も効果が出るようにトレーナーが調整してくれますから、安心して受けてみて下さい。

加圧トレーニングは、運動のために一部分の箇所を縛り負荷をかけることが前提です。

しかし、時間も重要で長すぎるとトレーニングでは無くて、その箇所の筋肉を痛めつけてしまうことになります。その結果、健康効果が損なわれるといったようなことが発生するのです。これでは、トレーニングの意味を成さないことになります。

スポーツジムで行う場合は、そうしたことを防ぐために専任のトレーナーが付くようにして行う施設が多いのです。ですから、自分が鍛えるという以外に、筋肉組織を痛めつけるといったようなことが無いので、安心して鍛えることができるのです。そして、鍛えるための道具が非常に豊富であるということです。

特に背中や二の腕に効果のある機械は家庭用では中々手に入れることは困難です。

ス ポーツジムの場合は、こうした機器を使用することができるのです。そのため、効率よく自分が鍛えたい筋肉に負荷を与えることができるようになるため、イン ナーマッスルの一部分と言った難しい箇所でも鍛えることが出来ます。筋肉を付けたいといって負荷を与えるということは、その分リスクがあるということなの で、スポーツジムでの加圧トレーニングは危険性をなくして、必要な部分の筋肉を鍛えることができるのでお勧めです。

加圧トレーニングまとめ

筋肉の一部分の血流を遮断すると、その部分の筋肉や血流を多くしようと体の機能が働いて、その箇所に多くの成長ホルモンが分泌されるようになります。通常筋肉を鍛えるには、一定時間の運動を負荷をして与えて、休息中にその筋肉に栄養がいきわたり筋肉が鍛えられるようになります。

つまり、筋肉を鍛えるということは、負荷と回復の関係が重要なポイントになります。

TOP