忙しい毎日だからこそ運動を取り入れてほしい!
仕事に追われ、満員電車に揺られ、運動どころではないという人も多いでしょう。
しかし、忙しい毎日だからこそ、運動を取り入れることで、ストレス発散につながり、仕事も今まで以上に取り組める場合があります。
【POINT!】適度な運動は心身をリラックスさせる
運動することで身体の不調が治るという話を聞いたことがありませんか?
例えば血行が良くなることで、長年悩まされていた肩こりが解消した、体幹が鍛えられたことで腰痛がなくなったなど、運動にはメリットがたくさんあります。
その中には「脳」に働きかけるものもあります。
学生のころ、マラソン大会が嫌いだったという人は多いでしょう。
それなのに、昨今のマラソンブームはなぜでしょうか?
始めた人に聞くと、こんなに気持ちがいいとは思わなかったと口を揃えて答えます。
走ることは辛い事ではなく、むしろ気分が高揚し、楽しいことだというのです。
運動することで脳内のセロトニンという物質が増加します。このセロトニンは、気分の高揚や沈んだ気持ちを明るくする効果があると言われ、うつ病の治療薬などにも使われています。
また、朝日を浴びることでも活性するものですので、朝のウォーキングやマラソンを取り入れることで、より一層気持ちも明るくなります。
健康的な身体を手に入れ、痩せられるのであれば一石二鳥だと思いませんか。
朝から身体のスイッチをしっかり入れることで、一日中調子が良くなるという人もいます。
眠くて朝起きるのが苦手という人も、布団からいつもより少し早く抜け出すだけで、気持ちよくストレスを発散することができます。
侮ってはいけない「気晴らし」の効果
運動しながらクヨクヨ考え続けることができないから、マラソンをしているという人の話を聞いたことがあります。
嫌なことがあって、気持ちが沈んでいても、息を切らして走り、汗を流しているうちに、走り出す前よりも気持ちが楽になっているというのです。
また、思い悩むとウォーキングを取り入れるという経営者もいます。
これは運動に集中しているため、他のことが考えられない状態になっているといえます。まさに「気晴らし」の効果です。
セロトニンの分泌もそうですが、身体が温まることも作用しています。血行が良くなるため、負荷の少ない運動の場合はリラックス効果も生み出してくれます。
忙しい時、精神的に追い込まれた時ほど、積極的に運動を取り入れるべきです。
運動した後に穏やかな眠気を感じたことはありませんか。これも運動によるリラックス効果の1つです。
不眠など快適な睡眠がとれずに悩んでいる人も多いでしょう。運動することで副交感神経が働き、薬に頼らなくても、ストレスを発散させ、脳と身体のバランスを整えることができます。
運動は年齢や能力に合わせて取り入れよう
仲間と一緒に楽しむ運動にもストレス発散の効果があります。
厳しい練習に耐え、チーム一丸となって勝利を勝ち取った時の達成感は素晴らしいものでしょう。
また水泳やマラソンなど、自分のベストタイムを更新していく楽しみ方もあります。
体力や年齢に合わせて、自分にあった運動を選びましょう。大切なのは習慣として続けていくことです。意気揚々と始めたのはいいものの、三日坊主で終わってしまうという人も多いでしょう。
ルールを決めすぎるとストレスの発散にはなりませんので、自分のペースで始めてみましょう。
汗を流すことで得られる心地よい疲労感は習慣になってしまうと、運動していないほうが落ち着かなくなるものです。激動の時代の中で、現代人のストレスは過酷なものです。
心を患う人も年々増加傾向にあります。日々の生活に適度な運動を取り入れて、忙しさと上手に向き合いたいですね!