スポーツジムに通っていると、だんだん人の顔を覚えて、顔見知りになっていくものです。
その時に見た目や仕草で好かれる人がいます。反対に嫌われてしまう人がいるのも事実です。
どういった人が魅力的に感じられるのでしょうか。
【1】清潔感のある人
運動が目的のジム、汗を流す場所で矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、どこにいても清潔感は大切です。利用者に美意識の高い女性が多いのも、その背景かもしれません。
ビジネスシーンではないジムのような場所で、清潔感を醸し出すためにはどうすればよいのでしょうか。
意外と見られているのが服装です。
もともとスポーツ時に着用するTシャツはシワになりづらい素材のものが多いと思いますが、それでもヨレヨレの服を着ている人を見かけることがあります。
タンスでグチャグチャに縮んでいたものを引っ張り出してきたかのような人です。
運動にはさまざまな目的があると思いますが、ジムに通うような人は健康意識やプロポーションの維持など、外見を磨こうとしている人が中心です。
また、経営者や管理職など仕事もバリバリとこなすという方が多いのも事実です。
そんな中で、だらしない服装はどうしても嫌われてしまいます。
Tシャツから靴までブランド品でビシッと着飾る必要はありません
それではどのような服装が好印象を与えるのでしょうか。
首元の伸びていない清潔な運動着を数枚用意するだけで十分です。
意外とスポーツウェアは人に見られている場合が多いので、毎回同じ服というよりも、値段が手頃なものを何枚か着まわしている方が良い印象でしょう。
【2】他人を気遣う、爽やかな人
運動が目的の場所ですので、思う存分汗をかくべきだと思うのですが、それは「爽やか」かを考えてみる必要があります。
汗をかいている本人は気持ちがいいでしょうし、どれだけたくさん汗を流すかがジムの使用目的だという人も多いと思います。
しかし、他人の汗に対する嫌悪感を持っている人がいるのも事実です。ほんの少し気をつけるだけで、ジムを利用する人に好印象を持ってもらうことができます。
体験談でこんなことがありました。
ルームランナーで走っていた時、横の男性が、髪の毛をワシャワシャとかき乱したのです。その時に横にいた私に、その人の汗が飛んできたのです。汗は思っている以上にあちこちに飛ぶものです。
短髪の男性は頭を撫でただけで拡散しますし、ロングヘアーの女性は毛先から遠くまで飛ばしてしまうこともあります。
せっかくかいた爽やかな汗ですから、人に迷惑にならないように注意する必要があります。
運動器具を使った後の掃除も大切です
どのジムでも汗を拭く雑巾が用意されていると思います。それでしっかりとキレイにして、次の人に変わりましょう。これも意外と見られているものです。
息が上がった状態で、拭くでもなくサッと撫でただけで終わる人もいれば、入念に汗が落ちていないかを確認する人もいます。
見ていて好印象なのは、間違いなく後者でしょう。
【3】不快なニオイがしない人
これは汗のニオイの話ではありませんので、安心してください。注意すべきなのは香水です。
女性に多いのですが、何が目的の場所なのかをしっかり考える必要があります。仕事帰りの人も多いので、夕方以降、香水の香りがするのはしょうがないかもしれませんが、朝イチのジムで甘い香りプンプンの人はまわりから煙たがられます。
汗のニオイと合わさって、本人は気付かない悪臭を撒き散らしている場合もあります。
服装や汗をかいたあとの処理、ニオイなど、人は生理的な部分で嫌われることが多いので、清潔感のあるスタイルでジムを利用し、好感度をあげましょう。