水中ウォーキングとは、文字通りプールなどの水中を歩く運動のこと。
たったそれだけなのに消費カロリーはなんと通常のウォーキングの3倍と言われており、ダイエットに効果的な運動です。
水中ウォーキングの特徴
水泳をダイエットにお勧めする理由はまず1つに消費カロリーが高いことと、身体の負担が少ないことが挙げられます。
特にウォーキングは、運動が苦手でも気軽に始められて、極端に辛いトレーニングもしないので初心者でも続けやすいメリットがあります。
水中での運動は消費カロリーが高い
水中と陸上のウォーキングで最も違うのは水の抵抗があるかどうか。
水の中を歩く時は普段よりも脚に力が入ったり、スピードもゆっくりになりますよね。それが水の抵抗がかかっている状態です。
陸上にも空気の抵抗はありますが、一般的に1時間ウォーキングした場合の消費カロリーは130kcal~160kcal。
一方で1時間水泳を行った場合の消費カロリーは、男性なら約500kcal、女性なら400~450kcalぐらい消費すると言われています。
浮力により身体への負担が軽減される
水中には抵抗とともに浮力が存在します。そのためシニア世代や、体重が多い人でも腰や膝を傷めずに運動することができます。
特に体重がある人は、無理な運動をすると逆に身体を傷めることになるので水中での運動はかなりおすすめ。
最初はゆっくりと自分のペースで始めて、徐々に筋肉をつけていくことを意識すればOKです。
水泳は痩せる?その効果とは
たまに「水泳では痩せない」という話を聞きますが、それは大抵の場合食生活が原因です。
たくさん運動したからと言って、それを上回るカロリーを摂取する食生活を送っていれば、いつまで経っても体重は落ちないのは当然。
簡単に言えば、「消費カロリー」-「摂取カロリー」という図式になるようにダイエットをすれば体重は落ちていくと言えます。
トレーニングの頻度や時間
1日のトレーニング時間の目安は30分~1時間です。
水中を30分以上歩き続けるのは一見ハードに見えますが慣れればそんなことはありません。
これを最低でも週2回続けていれば効果は徐々に現れます。
まとめ
水泳があらゆるスポーツの中で消費カロリーが高い運動。有酸素運動かつ全身運動である水泳はまさにダイエットに効果的と言えます。
ただし長期戦に耐える忍耐力が必要。効き目はすぐには出ません。
目に見えて効果が表れるのは少なく見積もっても1ヶ月から2ヶ月後になります。
マシントレーニングのように極端に辛いトレーニングや食事制限はないので続けやすいのも水中ウォーキングの魅力です!
ウォーキングに慣れてきたら実際に泳いでみたりアクアビクスなどに挑戦するのもいいですよね。